シンガポール、シティ界隈&マリーナ湾岸 2009年 8月 9日 〜 8月 13日
シンガポール観光初日はオーチャード・ロードを西に歩いて、シティ界隈とマリーナ湾岸を散策しました。
国立博物館
国立博物館新館
国立博物館の旧館は風格のある白亜の西洋建築です。後ろに現代建築の新館が建てられ、通路で結ばれてい
ました。展示内容はシンガポールの歴史ですが、展示物はほとんどが写真パネル。芸術品、工芸品、出土品
といった「物」が無いのです。意図していないでしょうが、シンガポールが歴史のない国である事を暗黙の
内に示しています。博物館というより、シンガポール国家のPR館と言った方が現実に近いと思います。
プラナカン博物館
プラナカンとは、華僑とマレー半島の現地人が混血した人々およびその混合文化の事です。といっても両者
が対等に融合したのではなくて、華僑の男性が現地妻をめとるという形で融合していったので、上層が中国
文化で下層が現地文化の重層構造です。現地妻の事を「ニョニャ」と言い、プラナカンの家庭料理をニョニャ
料理と言います。プラナカン文化に特に興味がある方以外はパスしてよいでしょう。
スタンフォード・ハウス
なかなか味わいのある建物ですが、中は高級店の入居するショッピング・ビルです。
ラッフルズ・ホテル外観(2003年撮影)
ラッフルズ・ホテル中庭(2003年撮影)
前回の旅でラッフルズ・ホテルを撮影しましたが、通路を進んでいくと中庭まで入れてしまいました。テー
ブルが並んでいるところを見るカフェらしいので、宿泊客以外でも立ち入って良いエリアだとは思いますが。
水陸両用観光バス
見ての通りの水陸両用車です。シティ地区を歩いているとけっこうな頻度で見かけました。こいつがザブン
と海に入る地点を捜して、写真に撮っておくべきだったと思います。
マー・ライオン
こいつを「世界三大がっかり」などというのは言いがかりです。小便小僧とは吹きだしている水の量が違い
ます。人魚姫像にいたっては何も吹きだしていません。
記念撮影
このお二人は見知らぬ観光客ですが、マー・ライオンの前でこういう写真の撮り方が流行っていました。カ
メラを構える女性の位置から見ると、モデルの女性がマー・ライオンの吹き出す水を飲んでいるように見え
るようです。
ビクトリア・シアター&コンサート・ホール
アジア文明博物館
マー・ライオンからシンガポール川を少し遡った所にアジア文明博物館があります。展示物の守備範囲をア
ジア文明に広げているので、国立博物館よりこちらの展示物の方がいわゆる博物館らしいです。
シンガポール川
シンガポール側下流のカベナ橋付近の川辺に銅像を展示してある一帯があります。
川に飛び込む子供達 の銅像
シンガポール川の少し上流に洒落たバーやレストランの建ち並ぶクラーク・キーがありますが、今回は立ち
寄らなかったので、前回の旅行で撮った写真を紹介します。
クラーク・キー1(2003年撮影)
クラーク・キー2(2003年撮影)
クラーク・キー3(2003年撮影)
クラーク・キー4(2003年撮影)
今回はクラーク・キーとは逆方向のマリーナ湾地区を散策しました。まずは、ホーカー・センターのマカン
ストラ・グラトンズ・ベイで夕食を取りました。「動画頁 シンガポール編」参照
マカンストラ・グラトンズ・ベイ 入口
マカンストラ・グラトンズ・ベイ 内部
麺屋4
福建麺
食べたのは福建麺です。中で6ドル≒420円皿の左端の緑のタマはライム、その上のペースト状の調味料は唐
辛子味噌です。要するに海鮮中華ヤキソバで、美味いです。
シンガポール・フライヤー 遠景
ガイドブックによると世界最大級の観覧車だそうです。土台の建物にはレストランその他が入居しています。
シンガポール・フライヤー 近景
土台の建物の中に、フィッシュ・スパの店がありました。足を浸けていると小魚が皮膚の角質層をついばん
でくれるそうですが、均質にまんべんなくついばんでくれるのでしょうか。
フィッシュ・スパ 入口
フィッシュ・スパ 店内
フィッシュ・スパ フィッシュ
マカンストラ・グラトンズ・ベイ付近の岸壁から、マリーナ湾を撮りました。対岸で建設工事現場はまっ
ぷるの地図によると「マリーナ・ベイ・サンズ 2010年オープン予定」となっています。サンズというと、
ラスベガスやマカオで「ベネチアン」を経営しているサンズでしょうか。
マリーナ湾夜景 建設中のマリーナ・ベイ・サンズ
マリーナ湾夜景 フラトン方面
マリーナ湾夜景 マー・ライオン
マー・ライオンは、夜はライト・アップされながら水を吹き出している事が判明しました。
「シンガポール」のトップ・ページに戻る
「来た!見た!食った!」のトップ・ページに戻る